屋根工事は、建物の耐久性、快適性、美観を保つために欠かせない重要な工事です。適切な時期に適切な工事を行うことで、長期的に見て建物全体の保護と維持が可能になります。具体的な工事内容や費用についてはご相談ください。
● 屋根の葺き替え工事
屋根の葺き替え工事とは、既存の屋根材を取り除き、新しい屋根材に交換する工事です。
● 屋根のカバー工法工事
既存の屋根材を撤去せず、その上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。この工法は「重ね葺き」や「重ね張り」とも呼ばれ、古い屋根を取り除く必要がないため、コストや工期を抑えることができます。
●屋根の修理・補修工事
屋根の修理・補修工事は、屋根の一部に生じた不具合を修繕する工事です。
●屋根の塗装工事
屋根の塗装工事は、屋根材の表面を塗装して保護する工事です。塗装によって、屋根材の寿命を延ばすことができます。
●防水工事
屋根の防水工事は、雨水の侵入を防ぐために行われる工事です。特にフラット屋根(陸屋根)や緩勾配の屋根に適用されます。防水シートや塗料を使用して屋根全体を覆うことで、雨漏りを防止します。
屋根工事施工事例
瓦屋根から板金屋根に葺き替えです。瓦屋根は重いので地震の際の揺れが大きく、損傷しやすいのが弱点です。 飛散した瓦による二次災害も考えられるので被害が広がる恐れがあります。板金屋根にする事で瓦屋根の6分の1以下にまで軽量になりますので建物に掛かる重量を軽減でき、重心を低くできるため地震の振り子現象による倒壊リスクは大幅に軽減されます。
2004年以前に製造されたスレートには石綿(アスベスト)が含まれているものがあります。2023年10月以降に着工する解体、改修工事は有資格者による石綿事前調査が義務化されました。弊社では建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者が在籍していますので事前調査から自治体への報告、工事を一括して請け負います。
年数が経ったコロニアル屋根は苔、カビが発生する事があります。そのため防水性が無くなり水を吸いこんでしまい雨漏りの原因になります。塗装でも十分対応出来ますが、中には塗装できない屋根材もあります。既存屋根材、立地、現状に応じて最も良い方法をご提案致します。「うちの屋根は大丈夫なの?」そんな時は我々プロにご相談下さい。
〜折板屋根カバー工法〜
既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねるため、防音性や断熱性、防水性を高められるメリットもあります。 屋根が二重構造となることで防音性が高まるため、大雨や台風のときにも雨音が響きにくくなり、快適に過ごせます。工事期間も短く、店舗等の場合工事中の営業も可能です。
〜鉄板大波葺き替え、瓦棒カバー工法〜
錆の箇所が多い場合、「もらい錆」が起きてしまうため既存屋根を剥がして葺き替え工事を行います。また明かり取りを増やしレイアウトを配慮する事で、自然光を従来より多く取り込み、均等な明るさが得られます。
太陽光パネルを設置しているお宅でもカバー工法が可能です。パネル脱着等の費用が発生しますが、金属屋根にする事で再度パネルを利用する場合キャッチ工法が可能となり、屋根に穴を開ける必要がなく、施工による雨漏りの心配は一切ありません。
※パネル脱着により以後の保証が受けられなくなることがあります。
アスファルトシングル
施工性が良く複雑な屋根形状にも対応できます。金属屋根のように錆びる事なく、瓦屋根のようなひび割れもありません。軽量で耐震性が高く材料費も安価です。なにより施工が簡単で最近ではDIYで多く使われるため素人でも扱える屋根材として大変人気です。